こんにちは、「株式会社グレースリーフ」のコラムを執筆している司法書士の久我山左近です。
士業の事務所の売り上げを伸ばすために1番重要なことは、とにかく先生の事務所サイトに多くのお客様を集めることです。リスティング広告は士業の事務所の法律業務のネット集客にとてもマッチした有料広告でSEOとは逆にとても即効性のある事務所の売り上げを大きく伸ばせる広告になります。
SEOに取り組み始めたとしても効果が出るまでに早くても6カ月以上は時間がかかりますので、先生の事務所の開業当初のネット集客の売り上げはリスティング広告に頼ることになります。
わたしが実際に運用している事務所のリスティング広告の費用対効果は、広告費に対し事務所の売り上げが5倍以上の成果になっていますので、リスティング広告はとても費用対効果が高い広告ということになります。
今回のコラムでは、士業のWEBマーケティングのリスティング広告を出稿するための準備について、元システムエンジニアで司法書士の久我山左近が詳しく解説いたします。
今回の記事を読むと、士業のWEBマーケティングのリスティング広告を出稿するための準備について理解を深めることができます!
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リスティング広告を出稿準備で士業は注意が必要!士業のWEBマーケティング
今回のコラムでは、士業のWEBマーケティングのリスティング広告を出稿するための準備について解説をいたします。前回のコラムで、リスティング広告はGoogle広告とYahoo広告の2つの広告の総称というお話しをいたしましたが、初めてリスティング広告を出稿するのであれば、まずGoogle広告から初めてみるのがいいでしょう。
広告費に余裕があればGoogle広告とYahoo広告の両方の広告をスタートさせた方がいいですし、最終的には両方の広告を効率よく配信するのがベストなのですが、まずリスティング広告に慣れるという意味からもGoogle広告から始めてみるのがいいと思います。
初めてGoogle広告を出稿するのには、先生ご自身でGoogle広告の広告アカウントをすべて構築してリスティング広告を配信するのは、現実的ではないと思いますので、初めてのリスティング広告の配信は広告代理店にお願いすることになると思います。
この記事を書いているわたしは元システムエンジニアで、司法書士、土地家屋調査士、宅建士の資格を持っている変わった経歴を持っているのですが、リスティング広告の広告アカウントを基本的な部分から構築できるぐらいになるまで、かなり勉強をしても独学で2か月ぐらいはかかると思います。法律用語もそうなのですが、インターネットの世界も最初はとにかく専門用語がわかりませんので、本やネットを読んでいてもさっぱり意味がわかりませんし、その用語に慣れるのにかなりの時間がかかります。
ただ、士業の資格取得の勉強をしてきたような先生であれば、リスティング広告の理解は難しくありませんし、リスティング広告の運用自体も以前とは違って現在は自動入札の方が間違いなく成果も上がりますので、せっかく大切なお金を使って広告を出稿するのですからある程度勉強してリスティング広告を理解した方が間違いなく事務所の売り上げに繋がると思います。
とにかく、法律業務という特殊な業務をリスティング広告で出稿するという状況なので、正直一般的な広告代理店はそれほど当てにならないと思っておいた方がいいと思います。先生がいきなりコンバージョンとかCPCと言われるのと同じように広告代理店にとっては法律用語を完全に理解することはとても困難な作業ですし、彼らに法律業務の知識を理解してくださいというのも酷なことになりますので、逆に先生がある程度のところまでリスティング広告を理解してしまう方が早いですし効率もいいとわたしは思ってしまいます。
話しが大きく逸れてしまったので、本題に戻していき実際のリスティング広告の出稿について解説をいたしましょう。
リスティング広告出稿の技術的な準備【事務所の売り上げを2倍に!】
広告代理店にリスティング広告の出稿をお願いするとしても事前に知っておいていただきたいことがありますので解説をしていきます。
前回のコラムでも解説をした、リスティング広告の用語については、できるだけ覚えておいた方が今後の広告代理店とのやり取りがスムーズにいきます。
本当に彼らはリスティング広告の専門用語を普通に使ってきますので、法律家の皆様もお客様が法律用語をまったくわからないという前提でご相談に乗ってあげてください。
リスティング広告の出稿の準備に関しては1つだけ面倒なことがあります!それが、先生の事務所にお客様からのお問い合わせがきたことを計測するためのタグの設置になります。
現在では、GoogleのAIがリスティング広告の運用をしますので、先生の事務所への相談に繋がったケースでは、どのキーワードで、ユーザーの性別、年齢、地域、趣味、職業、年収などのGoogleが保有している詳細なデータを活用してリスティング広告を運用するのですが、実際に先生の事務所への問い合わせに繋がった経路の情報が取得できないと、GoogleのAIが最適な広告の運用をすることができなくなってしまいます。
ですから、先生の事務所サイトの中に、ユーザーからのお問い合わせ「コンバージョン」を計測するためのタグを設置する必要があります。このタグの設置が上手くいっていないとユーザーからのお問い合わせであるコンバージョンが正確に取得できなくなってしまい、GoogleのAIでのリスティング広告の運用にも支障が出ることになります!
そこで、先生の事務所サイトの中にコンバージョンタグを設置するのですが、残念なことに事務所ホームページの中身がわかるようなスキルがないとコンバージョンタグの設置は難しい作業になります。また、このコンバージョンタグの設置で事務所ホームページの中身をいじることで事務所のホームページが壊れてしまう可能性もあります。
まあ、先生の事務所サイトがワードプレスで制作されていれば、割りと簡単な作業なのですが、HTMLで制作されている場合のコンバージョンタグの設置についてはかなり難易度が高いと思います。
リスティング広告の出稿については広告代理店にお願いすれば、広告代理店の方でGoogle広告の広告アカウントを構築いたしますが、コンバージョンタグの設置については対応してくれない代理店もあります。
最初からHTMLで作成されている事務所ホームページにコンバージョンタグの設置なんて素人にできないにもかかわらず、事務所ホームページに責任が持てないといってコンバージョンタグの設置を拒む広告代理店もありますので、そういったリスティング広告の出稿を依頼する事務所のことを軽視する広告代理店を絶対に選ばない方がいいでしょう。
もし、先生の事務所ホームページが古いタイプのHTMLで制作されていて、しかもGoogleアナリティクスの導入がまだであれば、リスティング広告の出稿をお願いする広告代理店にGoogleアナリティクスの導入もお願いしてしまいましょう!親切な広告代理店であれば快く引き受けてくれますので、ぜひこの機会にGoogleアナリティクスの導入も終わらせてしまいまうことをお勧めいたします!
リスティング広告の運用状況の分析だけであれば、広告アカウントを確認するだけでも十分に理解することができますが、以前のブログでも解説をしたGoogleアナリティクスがあるとより詳細な情報が手に入りますので、必ずGoogle広告のアカウントとの連携を取っておくように広告代理店にお願いしておきましょう。
また、以前のブログでも解説をしたとおり、法律の分野でのリスティング広告の出稿については所有資格の確認が事前に必要な場合がありますので、広告代理店にリスティング広告で運用する法律の分野を事前に伝えてGoogle側に大丈夫かどうかの確認を取らせておく必要があります。
最近ではほとんどなくなりましたが、広告アカウントの閲覧権限の付与を顧客にしない広告代理店が未だに存在します。広告アカウントをお客様に見せないことで、その広告代理店が何かやましいことでもしてるのか、それともリスティング広告の運用を放りっぱなしにしているのかとも疑いたくなってしまいます。
実際に、広告アカウントの付与を拒む広告代理店には、その傾向があるのかもしれませんが!ですから、これからリスティング広告の運用の依頼をする広告代理店には、事前に広告アカウントの閲覧権限の付与をしてもらえるかの確認も必ずいたしましょう。
広告アカウントの閲覧権限の付与があれば、Google広告のアカウントの内容を先生ご自身で毎日確認することができますので、リスティング広告についての理解も徐々に深まると思います。
最初は広告アカウントの中身を見ることにかなり抵抗があるかもしれませんが、毎日見ているうちにいろいろな情報が理解できてきますので、グーグルアナリティクスと同様にリスティング広告の広告アカウントの内容も毎日に日課として必ず確認するようにしていきましょう。
わたしも最初はリスティング広告の広告アカウントを毎日チェックすることから初めて、最終的にはグーグル広告の広告アカウントの構築も簡単にできるようになりましたので、リスティング広告を完全に理解するファーストステップとして広告アカウントの毎日のチェックは欠かさずするようにいたしましょう。
この記事の内容について、ご不明点やご質問などがございましたら、このサイトのお問い合わせフォームからお気軽にご質問ください。
わたしの記事を最後まで読んでいただきありがとうございました。
今回のコラムの「リスティング広告の出稿の準備を解説!士業の事務所の売上を2倍に!」のテーマの解説は以上になります。
それでは、元システムエンジニアで司法書士の久我山左近でした。